理想像を、具体的に明文化している人が、あまりいなかったこと。その人達は、なんとなく進みたい大きな方向性をザックリイメージしながら、近い目標を立ててモチベーションにして前に進み、多少の揺らぎを受け入れながらむしろその偶然性を楽しみながら、なんとなく自分の望んでいそうな方向に、流されて行くようだった。
遠い理想像を明確にするにしても、近い目標を積み上げるにしても、どちらにしても共通しているのは、常に先の事を考え続け、偶然性に刺激を受け続けながら、モチベーションや理想をアップデートしながら進んでいる。
そう思った。